マルガレーテと幻影叙事詩《ファントムエピック》

 

 

本の中に怪物が潜んでいるのだ。

ぺーじとぺーじの間に挟まっているのではなく……

本のなかに、文字の中に、文章の中に、”物語の中に”

 

始まりは些細な変化だった。同じ物語の話をしている時に話がかみ合わないことがあった。

けれどそれは問題視されなかった。なぜなら、地域によって伝えられてきた話が違うなんてことはありふれたことだったからだ。

しかし次第に人々は感づいていく、

人々は、思い出せなくなっていた。子供の頃に読んだあの物語を、

常識としてしっていたはずの物語を……。

危機感、

物語の大半が失われたとき人々は初めて危機感を抱いたのだった。

そうして、本によってもたらされる文化や知識を復活保護するために組織された機関。

 ――通称メルヘン

 

本の中に入るのだ魔法のような方法で。

本の中を旅するのだいつかの主人公(ヒーロー)がそうしたように。

守るのだ、我らの物語を。

 

 

 

機関の制服(絵:@Tuyusandaさん)

おおまかな設定(図)


テイパーについて

テイパーとは本の内容を食らうモンスターの総称である。

物語を好んで食べる傾向がある。

動物並の知能が確認されている。

テイパーに食べられたものは存在ごと消失する。例えば、本であれば本の書かれている文章ごとまず消失し、その後しばらくすると、その文章に書かれていたことや本が実在していたこと等がランダムに消失する。

テイパーが本からでて実体をもったという例は確認されておらず、

方法は不明だが人の体を経由して本を移動している(以下"憑依"とする)ということが明らかにされている。

 

現段階では視覚聴覚ともに本の内容を読む及び聞いたものはテイパーの憑依が確認されていることから、

脳で理解することがテイパーの憑依につながるのではないかと推測されている。


機関メルヘンの外観について

近未来的な外観をしており、さまざまなサービスも受けることができる。

本を大量に貯蔵していることから、地下へ施設は広がっており、空調により湿度温度管理がなされている。

施設は山奥に存在し、付近にはほとんど建物は存在しないため、(テイパーの拡大をできるだけ予防するため。)ほとんどの者はメルヘンで生活を行っている。またそのための各自部屋なども申請を行うと用意される。

 

 


ダイブについて

 本の中に調査へ赴くことをダイブと言い。ダイブは1人でも可能、基本的に2人以上のチームを組むべきとされてる。(プールでバディー組むのと同じような理由)

ダイブ中はメルヘンと連絡は送信は可能だけれど受信ができない。

 ダイブから帰る時は専用の小型の帰るワープホールみたいな奴設置装置的なのを使う

 

メルヘンにはダイブを行う部屋がいくつか用意されている。

 またダイブを行う部屋に出入りする際は簡単で無意味な文章を読み、その結果を見て、

テイパーに憑依されていないか確認することを義務づけられている。

 憑依されていた場合は読んだ文章はすぐに破棄し、もう一度確認する。

 


名前:ベリー

高校2年生

メルヘン創設者・前機関長の娘

高校性ながら親譲りのまたはそれ以上の才覚をみせる。

前機関長が亡くなった後、実質メルヘンの現機関長の座に就く。また、公向けには別の者を機関長としてたてている。

高校は形式上のみでほとんど教室にも行っていない。高校はメルヘンの専門家を養成する大学との一貫校である。

今のところ運営には問題はないようだ。

 

日頃からつけているピンクの眼鏡のような眼鏡はなんかいろいろすごい。

情報をしまってあったりなにやら秘密兵器的な仕掛けを施していたり、健康状態をチェックできたりよくわからない眼鏡だ。

一人称は僕、二人称はキミ

口調はまるでおっさんのようだ。「なかよくしたまえよ~」「照れるねぇ~」「僕を信じてくれないか」

 


キャラクター

名前:レナート (Renato)

左腕がない

本の中に潜ると、特殊な義手を動かせるようになる。

あまり思ったことを口に出すほうではない。

心の中でと親しい間柄には非常に饒舌。

初見の人の7割ほどはミステリアスでクールな雰囲気を醸し出していると思い。話しかけづらいと感想を述べている。

 

つまり、人見知り

 

一人称:俺

二人称:おまえ、あんた、○○さん

 

かっこいいのが好き。マントを羽織っているのはかっこいいからに他ならない。(あと左腕を隠すのにちょうどよかった。)

 レナート生い立ち

 


質問があれば

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